タグ:くらしとせいじカフェ

『憲法カフェ×くらしとせいじカフェ@草津(まんぽのとなり)』
2015/7/6(月) 10:15〜12:00
開催報告でーす♪

明日の自由を守る若手弁護士の会「あすわか」さんから
小谷弁護士さんが来てくださって、
「日本国憲法憲法」と「安保法制」のことについて
わかりやすくお話していただきました〜♪ 
http://www.asuno-jiyuu.com/ 


レポート後半<安保法制のこと>  

レポート前半<日本国憲法のこと>はこちら↓
http://kurasitoseijicafe.blog.jp/archives/1034085608.html

IMG_1368


▶安保法制
いろんな分野にわたって自衛隊が出来る事を広げようとする法案です。
自衛隊の後方支援を広げたい。
もともと自衛隊が海外に行く時には個別の法律を作っていて、
非戦闘地域だけ後方支援できるということになっていたんですが、
恒久法を作ってしまい、
しかも
戦闘現場でなければ行けるというようなことになっています
周辺事態法
の改正で、
日本の近辺でしか行けなかったものが
地球上のどこでもいけるようになろうとしています。
自衛隊が武器を使える範囲も広くなっていて
これまで自衛のためだけだったのが、
ほかにも色々出来るというように法改正がされようとしています。


どれも重大な変更で、
議論すべきポイントは山ほどあるのですが、
今日は、集団的自衛権の行使に絞ってお話したいと思います。


憲法クイズの第2問を思い出して下さい。
(レポート前半を見てね)
従来の政府見解によれば、
日本が直接攻められたときには、
個別的自衛権で反撃することが可能緒です。
では、集団的自衛権は、何で、何のためにあるのか


集団的自衛権とは日本に密接に関係のある国が
武力攻撃されたときにその国と一緒に反撃する権利。
ポイントは日本が攻撃されたときの話しで
ないということ。
これまで歴代の政権は集団的自衛権については
行使出来ないと一貫して言ってきました。
憲法九条に違反するからです。
それが去年の閣議決定で解釈を変えて
集団的自衛権の行使もできるんだといまの安倍内閣は言っています。
これまでは個別的自衛権だけ行使できるということで、
3つの要件を示していました。
そのうちの一つ、
もともとは日本に対する急迫不正の侵害があること
という要件だったんですけど、
「我が国と密接な関係にある他国に対する武力攻撃が発生し、
我が国の存立が脅かされ国民の生命および幸福追求の権利が
根底から覆される明白な不正がある」
これを満たせば集団的自衛権の行使ができるんだという事を
閣議決定で安倍内閣は決めました。
 


▶今日は集団的自衛権について、
次の3つの視点から考えてみたいと思います。

 集団的自衛権行使のメリット・デメリット

 「解釈改憲」というやり方

 憲法9条との関係



では、まず1つ目のテーマについて、
グループに分かれて議論してみましょう。
 
参加者さんでワールドカフェ


<テーマ①:集団的自衛権行使メリット、デメリット>


*メリットなんてあるのかなって思うんですけど、

こういう事をきめたい人たちは
強い国の傘下に入れば守ってもらえると思っている。
デメリットは日本が他国に攻撃をしていなくても
戦争している国の傘下にいると判断されれば攻撃対象になってしまう。
関係のない戦争に巻き込まれる可能性がある。


*メリットは国が表向きとして言っていることですが
国際的にも外交的にも良い顔が出来る。
経済が潤って、一部の金持ちにメリットが出てくる。
だけど裏返すとデメリットとなって、攻撃すると必ず反撃に遭う。
前線よりも援護する立場の日本の自衛隊がまず攻撃をされる。
私たちの生活の中で当たり前に暮らしているなかで
知らず知らず参加してしまっていないかという不安が出てくる。


◯小谷さんからの解説


安倍首相の主張

「安全保障関係が変化していて
もはやどの国も一国では自国を守れない。
抑止力を強化する必要がある。
自衛のためには
むえない。」という安倍首相が
あげていた集団的自衛権が必要だと言う事例に対して、
元内閣官房副長官補の
柳澤さんが反論しています。
以下、そのうち3つを取りあげます。


*朝鮮半島に有事があったときにアメリカの軍艦が
日本人を乗せて帰って来る。
これに攻撃されたら守れるように→これは個別的自衛権で十分対応が可能


*他国からアメリカにミサイルを飛ばした時に
これを迎撃しなきゃいけないでしょう→物理的に不可能


*ホルムズ海峡に機雷が埋められているのでこれを取りに行く→
これは個別的自衛権だけでは解決出来ないかもしれないが、
機雷を取りに行くという事は周辺国との全面戦争を意味する。


最近は内閣法制局の長官が、
ホルムズ海峡の機雷も
個別的自衛権で対応可能だと言いだしてますね
 

◯安倍首相は抑止力の強化が必要というけれど

抑止力というのは反撃する能力と意志を示す事で
相手に攻撃を思いとどまらせる力のことです。
日本が集団的自衛権を行使する事が出来るようになったら
誰に対する抑止力が高まるのか考えてみましょう。


日本を攻撃したらアメリカに反撃されるから
やめようというのは日米安保の問題です。
日本を攻撃したら日本から反撃されるから
やめようというのは個別的自衛権です。

集団的自衛権の抑止力というのは
アメリカを攻撃したら日本から反撃されるから
やめようという話しであるはずなんですが、
アメリカ単体だったら攻めるけど、
日本にも反撃されるからやめようっていう国があるでしょうか?
つまり、抑止力って言うのは現実的じゃないですね。


もっと広い意味でお互い助け合えるからいいんやという方がいますが、
そうなるとアメリカの要請には
出来るだけ応じるべきだというふうになってきます。
そうするとアメリカの戦争に巻き込まれることになってきます。
日本本土を攻撃されるとかテロの標的にされるという事が起こってきます。
イラク戦争アフガン戦争に参加した国の国内でなにがおこったか。
テロです。
イギリス、スペイン、ドイツ、フランス、、、。
軍隊はテロを防ぐ事は出来ません。
自衛隊もテロから市民を守る事はできません。


◯日本が他国の侵略に加担する

第二次世界大戦後いろいろな戦争がおこっていますが、
ほとんどが集団的自衛権の行使を口実に行われています。
正義だと思っていても単にアメリカの侵略行為に
加担していただけじゃないかといったことが
かなりの確率で起こりえるんじゃない
でしょうか


◯安全保障のジレンマ

日本が武力の抑止力を高めたら相手も当然高めてきます。
緊張関係もさらに高まるし、市民は軍事費の負担を強いられます。
国の予算というのは限られていますから、
軍事費が増えれば、一方で、福祉や教育の予算が限られることは確実です。


◯憲法に守られている日本だからできる支援活動
ができなくなる

日本の良さが無くなるということも言われています。
パキスタンやアフガニスタンで医療支援をしているNGOは9条があるから、
日本は、他国の戦争に加わらないという事を知っている。
だからすごく支援活動がやりやすかったと言います。
国際紛争の調停に日本ほど向いている国はない。


◯集団的自衛権行使は限定的な容認だから大丈夫ってほんと??

限定的な容認だから大丈夫だと安倍首相は言うんですが、本当でしょうか。
何を限定したかというと、
最近短く「存立事態」と呼ばれたりしますけど、次の要件です。
「我が国と密接な関係にある他国に武力攻撃が発生し
これにより我が国の存立が脅かされ国民の生命、自由、幸福を
追求する権利が根底から覆される明白な危険があること」。
これはどんなときでしょうか?
とても抽象的な
でどうでもとれますね。
経済状況が悪化するとか、
日米同盟が悪化するとかも存立事態にあたると安倍首相は答弁しています。
なんの限定にもなっていない。


しかも、特定秘密保護法が昨年12月に施行されています。
存立事態に当るかどうか、
この理由が特定秘密に
指定されたら市民には全く知る事ができなくなります。
調べたら捕まります。
国会議員でさえもその秘密を知
ることができないなかで判断しなきゃいけない。
 


<テーマ 「解釈改憲」というやり方>
 

今回の安保法案を
前半紙芝居でお話しした「立憲主義から考えてみます。
あすわかの紙芝居「憲法ができるまで」
ユーチューブで見てね〜↓
https://www.youtube.com/watch?v=zWvD1rjusF8 


歴代政府は9条の解釈として一貫して
集団的自衛権できないんだということを言っています。
閣議決定とか法律だけで集団的自衛権行使を認めることは、
文言は変えなくとも実質的に憲法九条を変えてしまう事です。
憲法の中でも9条は一番
きつく権力者を縛っていたはずなですが、
政府は勝手に縄抜けをしようとしています。


もし与党が本当に集団的自衛権行使出来るようになる事が
私たちのためなんだと真剣に
考えるであれば、
どういう手続きをふむべきか。
まずは、改憲の
発議をして、
憲法改正をするべきかどうかを
主権者である私たち国民に問うべきです
私たち国民が、真剣に議論した上で改憲するという結論になるのであれば、
これに基づいて、法律を変えたり、解釈を整えたりすることになります。
しかし、
いま起こっているのはこれとは全く逆。
内閣が勝手に解釈変え、これに基づいて法律を変える。
最後に、形だけ残った憲法を変えるといった流れになっています。


中身はひとまず置くとしても、
手続きだけをみてもすごくおかしいことを政府はやろうとしています。
 


<テーマ 憲法9条との関係
 

戦争放棄、軍隊、交戦権を持たないという憲法九条。
こういうことが定められているのに、
わざわざホルムズ海峡に機雷を取りにいくとか、
日本が攻撃されたわけでもないのに他国のために戦争に参加するとか
そういったことがゆるされるのか。
明らかに憲法違反。
国会に呼ばれた3人の憲法学者はそろって憲法違反だと言い、
多くの憲法学者が違憲と言っている。
いろいろ話をしましたが、憲法に違反することは、
それだけで、やってはいけないのは当たり前。




▶徴兵制のこと

 「安保法案は合憲だ」と言っている3人の学者のうち、
2人は徴兵制も合憲だと言っています。

 解釈改憲のやり方を許してしまえば、
憲法18条を変えなくても、徴兵制はできてしまうかもしれない。


 実際にありそうなのは、「経済的徴兵制」と言われるやり方。
アメリカで既に先行しています。
国民の間に貧富の差を作って、
貧しい家庭の子どもにどんどん奨学金を貸す。
返せなくなった状態で自衛隊に入ったら奨学金の返金免除
だと言えば、
一見自発的に自衛隊に入ったように見えるけれど、
でも本当は仕方なく自衛隊に行かなきゃいけないという人が
たくさん出て来る。




◯「違憲だと多くの人が言っているのに、
安保法制は通ってしまうんですか?」(参加者さんからの質問)

仕組みとして、法律国会議員の過半数賛成するとできてしまうんですね。
最終的に判断するのは裁判所なんですけれども、
安保法案成立後、
なにか事件が起こって誰かが訴えてはじめて
裁判所は判断が出来る。
だけど
結論が出るまでに何年間かかります。
裁判所が違憲といったら法律は無効になるんですが、タイムラグがある。


安倍首相は一次内閣のときからちゃくちゃくと
戦争出来るようにしているように思え
ます
防衛省を防衛庁に格上げしたり、
国民投票法や秘密保護法を制定したり、
武器輸出三原則の緩和したり。
いま、安保法案が通ってしまえば、
後は、形だけ残った憲法9条を改正するだけです


今は、ともかく、安保法案を成立させないことが大切。


そのための方法として、
あすわかの活動や、
あすわか弁護士の田中さんのブログの紹介をして頂きました。

http://j-c-law.com/anpohouseihaian/


ありがとうございました!

IMG_1366
 









『憲法カフェ×くらしとせいじカフェ@草津(まんぽのとなり)』
2015/7/6(月) 10:15〜12:00

明日の自由を守る若手弁護士の会「あすわか」さんから
小谷弁護士さんが来てくださって、
「日本国憲法憲法」と「安保法制」のことについて
わかりやすくお話していただきました〜♪ 
http://www.asuno-jiyuu.com/ 


IMG_1364

開催の様子を
前編<日本国憲法のこと>
後編<安保法制のこと>
に分けてレポートします^^

レポート前半 <日本国憲法のこと>

▶まず、小谷さんのごあいさつをいただきました♪
「明日の自由を守る若手弁護士会(あすわか)」の小谷といいます。
まず「あすわか」の紹介を。
私たち
まれるきっかけをくれたのは、自民党(笑)。
2012年に
自民党の改憲草案が発表されました。
これを読んだ若手弁護士が
「これはわたしたちの
知っている憲法とは根本的なところが違う。
の憲法が目指すような社会になってしまった」ってこわくなり、
互いに呼びかけて立ち上げた会です。
ただし、必ずしも護憲というスタンスをってるわけではありません。
今の憲法も、条文
によっては変えた方がいいところがあるかもしれない
でも「護憲」とか「改憲」とか言う前に、まずはいまの憲法を知ってほしい。
「知憲」という言い方をしているんですけど、知ったうえで、
変えるとか変えないとかという話しをしましょうよっていう活動をしています。
法律家の集まりなので、主にやっている事は情報発信です。
ブログでニュースの解説をしたり、
改憲や集団的自衛権についてのリーフレットを作ったり
みなさまのところへ出張して
今日のように
「憲法カフェ」をしたりしています。
あすわか
の会員は、全国に約40人がいて、
今ではカフェを開催していない日はないくらいです。



▶参加者さんの参加の動機

(2人がペアになり、相手の「他己紹介」をしました)


*憲法や政治は遠いことのように感じていたけれども、
近頃はそうじゃないんやなって思うようになって参加しました。


*子どもの頃、子ども向けの本に日本国憲法が載っていて、
その
文がとってもよかった。泣けるくらい。
今日は改めて、我が子にも伝えたいし、勉強にきました。


*憲法のこと全く知らないので、今日は知りにきました。


*10年くらい前に教育基本法が変わってしまった。
今、憲法はどうなるのかという危惧があって来ました。


*いまの時代に憲法のこと勉強したいけれども、
どうやってしたらいいのかわからない。
どこに、なんて言っていいのかわからない。
だから勉強したいという気持ちできました。


*憲法のことは小学校の授業で習って以来、
学んでいないので知りたくてきました。


*戦争はあかんやろうっていう強い意志を持って参加しました。

IMG_1367
 なんと!日本国憲法がすべて印刷されたクリアファイルを参加者みなさんにいただきました♪
 


▶そして、憲法クイズ~♪

1、日本国憲法のなかに「愛」という文字は入っている。◯か×か?


<正解は◯>

前文の「、、、平和を愛する諸国民の公正と信義に信頼して、、、」
というところに出てきます。
前文というのは、
なぜこの憲法を作ったのか
どういう社会を目指しているのか」が書いてある部分です。
「愛」の文字が出てくる辺りは
日本国憲法三大原則の「平和主義」を表している所です。
ほかには
基本的人権の尊重国民主権があります。



2、「平和主義」からの問題です。
日本が外国から攻撃されても、
憲法9条
制約があるので自国を守るために
武力行使する事は禁止されている。従来の政府見解では◯か×か?


<正解は×>

まず前提として、これは今話題の集団的自衛権のではありません。
直接攻撃されて反撃出来るかどうかは、個別的自衛権の問題です。
日本の政府は、戦後、憲法九条あるけれど
個別的自衛権
の行使は許されているという考え方をとってきました。


Q3憲法の条文に記載されていない権利、
例えばプライバシー権、知る権利、環境権などは
憲法には書かれていません。
書かれていないと憲法上保障されないので、
保障するためには憲法改正の手続きが必要。○か×か?


<正解は×>

憲法上明記されていない権利であっても重要性があれば、
憲法上保護されていると解釈されます。
例えば、知る権利というのは21条の表現の自由が根拠になるとされています。
表現するためにはまず何かを知る。
知る事ではじめて表現出来るようになる。
表現の自由の大前提として知る権利が保障されていると考えられています。
 


Q4憲法を改正するには、
国民投票において有権者全員の過半数の賛成が必要である。◯か×か?


<正解は×>

改正手続きは、憲法96条に書かれています。
衆議院、参議院の3分の2以上の賛成があって、国民に発議をします。
安倍一次内閣のときに国民投票法というのができて
国民投票で改憲するために必要なのは、
投票総数(有権者数ではない!)の2分の1というふうに決められました。
日本の憲法は変えにくいといわれていましたが、
衆参の3分の2を超え、国民投票になったら実はそんなに難しいことではない。
私たちが無関心でいると

気がついたら
変わっているということもありえるかもしれません。



Q5国民は、憲法を尊重し擁護しなければならない。○か×か。


<正解は×>

99条を見て下さい。
天皇又は摂政及び国務大臣、国会議員、裁判官その他の公務員は
この憲法を尊重し擁護する義務を負う
とあります。
国民には尊重擁護義務は課せられていません。
このクイズはいつも正解率が悪いんです(今日は良かったです♪)。

なぜ、国民には課せられていないのか
これは、
憲法ってなんのためにあるのか、ということから考える必要があります。
キーワードは「立憲主義」。
 


▶ここで、あすわかの紙芝居「憲法ができるまで」を読んでいただきました♪
ユーチューブで見てね〜↓
https://www.youtube.com/watch?v=zWvD1rjusF8


権力というのは常に行き過ぎたり暴走したりする危険があります。
権力の乱用は個人の自由を侵害してしまいます。
個人の自由を守るために権力の乱用を縛るものが憲法であり、
特に「立憲主義の憲法言います。


憲法と法律の関係は守らなきゃ行けないルールという点では同じですが、
誰が守るのかという点では全く逆です。
法律は基本的には国が作って私たち国民が守らないといけないルール。
憲法は私たち国民が作って国とか権力に守らせるためのものです。
三権分立というのも立憲主義の考え方からできています。



ちなみに、憲法は、私たち国民に「不断の努力」を求めています。
憲法12条を見て下さい。
憲法が保障している私たちの自由や権利は私たち国民が、
常に努力して
保持しなければいけないということが書いてあります
12条は、私が一番好きな条文です。



▶基本的人権アラカルト☆

(あすわかの、「憲法条文イラスト」を映しながら、解説頂きました。)


1314条
人は生まれたときから個人として尊重され法の下に平等な存在として扱われます。
26条では、教育を受ける権利が保証されています。
学問の自由は23条で保障されており、何を学ぶかは自由です。


さて、
ここでミニクイズ〜。
子どもには教育を受ける義務がある◯か×か?


<正解は×>

子どもに教育を受けさせる義務は保護者にあります26条2項



27条で勤労の権利、22条では職業選択の自由が定められていています。
働いてから大事になってくるのが
28条勤労者の団結権、団体交渉権、団体行動権


24条は結婚について。
いまホットなニュースとして、同性婚や選択制夫婦別姓

女性の待婚期間
が話題になっています。
憲法では「婚姻は両性の合意のみに基づいて、、、」とあるので、
同性間の結婚は許されないんではないか、と言われることがあります
明治憲法の時には女性の結婚には戸主の同意が必要だった

日本国憲法になって戸主の同意が無くなって二人の
意思だけでできるんだよ
というのが24条の趣旨なので、
同性婚
違憲ということにはならないと私は考えています
さらにすすんで、
同性婚を認めないことが違憲なんじゃないのか、という議論もあります。
選択型夫婦別姓については
いまは結婚した後どちらかの姓にしなくてはいけない。
96%が男性の姓になっているので
この実態が憲法違反なんじゃないかと
裁判している人がいて最高裁へ上がっています。
女性は離婚後に6ヶ月再婚出来ないって期間があるんですが
男性は無いのでこれ
憲法違反なんじゃないかという事も
いま、大法廷で議論されています。


*今日の憲法カフェも21条の集会の自由で保障されています


*私たちが生活に困った場合には25条
健康で文化的な
最低限の生活保障さていて、
権利として生活保護を受給することができます。


31条から40条までは刑事事件の被疑者、被告人の権利を規定しています。
日本国憲法は、ここの規定が詳しいのが特徴の一つ。
戦争前、そして戦争中、
戦争に反対する人を捕まえて、拷問する、殺してしまう、
ということがあったので、
その反省から
今の憲法で手厚く保障しているんです


18条は最近ニュースで話題になっています。
徴兵制との関係ですね。
これまでは徴兵制というのは「意に反する苦役」だから
許されないんだってこと
ずっと言われてきたんですが、
憲法9条があっても集団的自衛権行使できるって解釈が
まかり通ってしまうのなら、
徴兵制も解釈で可能になっちゃうんじゃないのとことが言われています。



▶自民党の憲法草案についてワンポイント解説

「緊急事態条項」ってご存知ですか?
現行憲法には無いものです。
自民党の草案にはあります。
ざっくり説明すると、内閣が緊急事態を宣言します。
そうすると、内閣が決めたことが法律と同じ効力を持ちます。
国民はそれに従わなくてはならないことになります。
三権分立が分立ではなくなりますね。
行政が宣言すれば何でも出来るようになるという案です。
これが通れば憲法がなくなってしまうくらいのこわい
内容です。


来年の参議院選後には改憲の国民投票をやるんだ、
という話がありますが、
緊急事態条項は、今改憲の
1番目のテーマとしてあがっています。
これから報道も増えると思いますので、注意して聞いて下さいね。



もっと憲法を知りたい人のための、おすすめ本☆
 

憲法がしゃべった<木山泰嗣著>

http://www.amazon.co.jp/%E6%86%B2%E6%B3%95%E3%81%8C%E3%81%97%E3%82%83%E3%81%B9%E3%81%A3%E3%81%9F%E3%80%82%EF%BD%9E%E4%B8%96%E7%95%8C%E4%B8%80%E3%82%84%E3%81%95%E3%81%97%E3%81%84%E6%86%B2%E6%B3%95%E3%81%AE%E6%8E%88%E6%A5%AD%EF%BD%9E-%E6%9C%A8%E5%B1%B1-%E6%B3%B0%E5%97%A3/dp/4799100068


日本国憲法大阪おばちゃん語訳<谷口真由美著>

http://www.amazon.co.jp/s/ref=nb_sb_ss_ime_i_1_14?__mk_ja_JP=%E3%82%AB%E3%82%BF%E3%82%AB%E3%83%8A&url=search-alias%3Dstripbooks&field-keywords=%E6%97%A5%E6%9C%AC%E5%9B%BD%E6%86%B2%E6%B3%95%E5%A4%A7%E9%98%AA%E3%81%8A%E3%81%B0%E3%81%A1%E3%82%83%E3%82%93%E8%AA%9E%E8%A8%B3&sprefix=%E6%97%A5%E6%9C%AC%E5%9B%BD%E6%86%B2%E6%B3%95%E5%A4%A7%E9%98%AA%E3%81%8A%E3%81%B0%E3%81%A1%E3%82%83%E3%82%93%E8%AA%9E%E8%A8%B3%2Cstripbooks%2C249


憲法主義 <内山奈月(AKB48)著、南野森著>

http://www.amazon.co.jp/%E6%86%B2%E6%B3%95%E4%B8%BB%E7%BE%A9-%E6%9D%A1%E6%96%87%E3%81%AB%E3%81%AF%E6%9B%B8%E3%81%8B%E3%82%8C%E3%81%A6%E3%81%84%E3%81%AA%E3%81%84%E6%9C%AC%E8%B3%AA-%E5%86%85%E5%B1%B1-%E5%A5%88%E6%9C%88/dp/4569819133/ref=sr_1_1?s=books&ie=UTF8&qid=1436404998&sr=1-1&keywords=%E6%86%B2%E6%B3%95%E4%B8%BB%E7%BE%A9+%E5%86%85%E5%B1%B1%E5%A5%88%E6%9C%88



cafeあわいさでほっこり美味しいランチをいただきながら
20人以上の方が集まって開催された
「憲法カフェ×くらしとせいじカフェ」の様子ご報告Vol.2です〜♪
(Vol.1は前の記事をみてね〜)

憲法って?

民主主義って?
もっと
日々の暮らしに身近なこととして
知っていきたい
話し合いたい
そんなことに興味がある人
実はいっぱいいるんです

その第一歩になりますように
あすわかKYOTOの高木弁護士さんにお越しいただいて
http://www.asuno-jiyuu.com/

みんなで勉強会しましたよ〜

「子どもと教科書市民保護者の会」の方にも
ご参加いただいて、
教科書問題のお話しも伺いました

IMG_1267



<質疑応答より>


質問/今、政府が色々と政策や方向付けの理屈を作り出しているけど、
それらは一応憲法のギリギリのところをすり抜けているのか、
明らかに違反をしてるのか?もし違反をしているのなら
私たちはそれに対してどうしていけばいいですか?

高木/おそらくおっしゃったのは、与党は安全保障法制といっていて、
野党は戦争法制といっているものだと思うんですけども、
要するに自衛隊をどこまで海外に派遣して、
どこまでのことをさせるかということを決める法律の制度を
作ろうとしているんですね。自衛隊はこれまでは災害救助、
PKOで海外に出て停戦状態にある国に行き停戦監視活動をやっていました
「戦争法制」が決ると、自衛隊はいろんなところに出て行ける

休戦中の場所に行き弾薬の補給をする
そうすると他の国の武力行使と一体化してしまうことになる
6/4には憲法審査会で違憲であると言われています
憲法を変えないと「戦争法制」の立憲はないだろうなと思っています
市民が出来ることとしては地元の国会議員に憲法違反と国会で
言ってくださいと主権者として言うこと、新聞の投書活動、
新聞の意見広告活動、地道ですけどもそんなことが大事なのかなと思います


 

質問/今政府は憲法改正をして、今後どんな国にしていきたいのか?
改正はデメリットも方が多いように思うのになぜ変えようとするのかわからない

高木/私も正直わかりませんが、軍事企業はもうかるんだろうなと
それが経済発展につながると信じている
アメリカには頼らない強い日本を作りたいというところもあるのでは
きちんと武力を増強してアメリカと対等な大国になるという狙いがあるのかもしれません
かつての侵略戦争の頃とおなじですよね



質問/自民党はシュミレーションとしてどんなふうな段取りで
改正の手続きを進めるつもりなのか?
自民党の草案は訳がわからないところがいっぱいあるけど、
イエスかノーしか私たちは言えないのか?

高木/改憲の流れですが、自民党草案を出しましたが
実際に鑲定するには国会内で承認が要ります
草案は国会内でもまれるということになりますが、
自民党多数であればそのまま出てきてしまう可能性があるということです
文言を変えていく作業って言うのは国会内でやります
その際、3分の2以上で採決できます
野党がどれだけ強い姿勢で止められるか、世論がどこまでそれをささえられるか、
というところにかかっているかと思います


 

質問/法律を作る時には憲法がもとになるんですよね

高木/法律というのは社会のルールなんですけれども、
憲法に違反してはダメですということなんですよね
「戦争法制」も憲法違反となると思うんですが、
それを判断するのは裁判所です
だけど、裁判所が違憲判決を出せるときっていうのは、
具体的な事案が出てきたときだけです
法律ができただけでは訴訟ができない
国の行為として自衛隊を派遣するとか、命令するとかそういう行為があった時に、
訴え出る人がいてはじめて裁判所で訴訟ができることになる。ただそれでも、
行為が違憲という判断はできるが、
そうさせた法律自体がただちに無効になる訳ではないです
憲法は国民が不断の努力で守らないとならないとされています



質問/自民党が改憲の草案を出してるっていうのは、
自民党として出しているんですよね
憲法に縛られる側が出してるってことですよね
それってクーデターじゃないかって言う人がいるんですがどうでしょうか?

高木/憲法の根本原則を変えるということになってるので、
一種のクーデターなのかもしれないですね
国民から要求がないのにやってるといったところが、、(笑)

自民党草案では「公益」という言葉を使っています
国のために個人のわがままを許していいのかとかね
公益というのは一般の利益ですよね
実は今の日本国憲法にも似たような言葉が使ってあるので、
一瞬見逃しそうになるんですね
それは「公共の福祉」という言葉なんです
これと公益という言葉はまったくちがいます
「公共の福祉」というのはどういう概念かというと
個人の権利と個人の権利が衝突しちゃうときってありますよね
音楽好きな人で毎日音楽を聞いてたいというような人がいて、
大きめの音量で音楽を聴いていたら、隣りの家の人がうるさいとどなりこんできた
例えばこんなこと。個人の自由と権利が対立した時に、
どう調整しましょうということが概念として「公共の福祉」というものなので、
社会一般の公益というものとはちがうんですね
そこも変えてしまってるのが自民党草案
気がつきにくいけれど細かく変えていってる



質問/日本国憲法を作ったときの芦田修正はどんな修正だったのか?

高木/2項「前項の目的を達する」を入れたようです。
(*後日調べ直してご連絡いただきました)



質問/あすわかの活動をしていて反応や手応えはありますか?

高木/今、ものすごく学習会の要請が多いです
国会、どうなってるの?っていう疑問があるので、
知りたいっていう人が増えています
若い人が特に、どうなるんやろうってすごく心配して
学生とか動くようになっているんです
参加している人の反応自体は知りたいという欲求から私たちを呼んでいるので、
色々な考え、賛成、反対あるんですけど、知りたいなって人が増えているってことです
このまま自民党にまかせて、戦争については不安やけど、
経済的な面からはいいんじゃないかとか、いろいろな想いがあるようです
私たちはシール投票を京都駅前でしていますが、
二人連れの高校生が来て、
賛成と反対にそれぞれシールをはってその場でけんかみたいな(笑)議論が
はじまったりするんですけど、
そういう議論ができる土壌が育っているのがいいところかなと
賛成の人の理屈では「抑止力論」っていうのが最強なんです
軍備をしっかりして抑止力さえあれば、戦争なんておこるわけがないと信じている
だけどあれだけ強大な武力を持っているアメリカはずっと戦争している
自ら出て行ってるてこともあるんですが、
抑止力論をそんなに信じていいのかと思います
日本国憲法を持ってる日本だからできる紛争解決があると思います
丸腰の日本やから受け入れられる
 


<教科書のお話し/子どもと教科書市民保護者の会の方より>

14年前に「新しい歴史教科書をつくる会」が
編集した「新しい歴史教科書」が出てきて、
戦争を肯定するような教科書を子ども達に渡したくないということで、
運動をやっています。
今年は、来年から4年間つかう中学校の教科書を
各市の教育委員会で協議し選定・採択します。
戦争を肯定する、憲法をいかに変えるか、
国防は大事ということ等を中学校の子ども達に
いかに教えるかというような教科書があります。
去年は小学校の教科書検定がありました。
教科書採択
検定の前には、一般向けにも教科書展示会が各地で行われます。
ぜひ、子ども達がつかう教科書ってどんなんやろって
この機会にぜひ見て頂けたらと思います。
そして、ぜひ意見を記載しましょう。
それと、6/13草津のアミカホールにて、
教科書問題にくわしい高嶋伸欣
さん(琉球大学名誉教授)を
お呼びして講演会をします。

 教科書の採択は、まず、事前協議として、
高島や大津以外では複数の市町が集まって教科書採択地区協議会が開催され、
滋賀県はそれが6つに別れています。
その区域内では同じ教科書を使うことが法律で定められています。
その協議を受けて各教育委員会が最終的に採択するという流れです。
教育委員会の会議の傍聴に行くことができます。
しかし、2年前までは滋賀県かいずれの教育委員会も傍聴はできませんでした。
が、第2採択地区は、
私たちをはじめ市民の要請で傍聴ができるように改善されました。
他の地区や、県立の中学校3校の教科書を決める県の教育委員会も
いまだ傍聴を認めていません。
全国的には傍聴出来ることはずいぶん当たり前になっています。 

傍聴=透明性の改善は要請をしないと進まないのが現状です。
また、第2採択地区が公開していることから、
密室審議を続ける理由は全くないと言えます。
とにかくまずは、各教委のホームページで開催日時を確認し、
傍聴に行くことから問題がみえてくると思います。

教科書採択地区協議会は以下の通り

第1地区 *大津市

第2地区 草津市、守山市、*栗東市、野洲市、湖南市、甲賀市、

第3地区 *近江八幡市、東近江市、日野町、竜王町

第4地区 *彦根市、愛荘町、豊郷町、甲良町、多賀町

第5地区 *長浜市、米原市

第6地区 *高島市

は、今年度事務局教委(彦根は予定)

   


>>>>> 


教科書問題にみる私たちの社会
中学生にあぶない教科書はいらない~
 
日時 6月13日(土)14時~16時 13時30分開場
会場 草津アミカホール 2階
講師 高嶋伸欣(たかしまのぶよし)さん 琉球大学名誉教授
資料代 500円
***************
草津アミカホール
草津市役所北隣 TEL:077-561-2345
子どもと教科書 市民・保護者の会 事務局

>>>>> 


司会
/これからも、憲法カフェを様々な形で

やっていけたらいいなと思っています
僕、個人的には、憲法草案をみんなで考えてみたいなんて考えています
自分の暮らしをどうしたいかとか、
どんなふうに子育てしたいかとか
ようは国のあり方をどうするかイメージするための憲法草案をやりたい
ドリームマップを作る感じで



<参加者さんの感想より>

ふらりと参加出来るかと思って参加しました
 
「国家は憲法を守って政治しなければならない」

「私たちは不断の努力で憲法を守らないといけない」にビックリです

私のできることはなにかな?
家で、今日学んだことを子ども達に話すことができると思った

憲法草案、ドリームマップステキだなぁと思う


憲法のこと、本を読んだり、テレビの情報など見聞きしたことを

まとめてお話しとして聞けたのがよかったです


良いカフェで、このような企画をして頂いて感謝です
現時点での問題点に関してははっきりお話しいただけました
何年も前から憲法の理念とは全く逆方向の事態を見てまいりましたので、
民が身を守るために全く別なアプローチを考えておりました
しかし、今回、明文化されているものを変えてしまうということで、
たとえ今までは建前でしかなかったとしても、
選択できる手段(合法的に)がなくなってしまうと思いまして、
具体的に自分に何ができるのだろうと考えています


戦争のための軍は今は陸海空軍となっていますが、
これからはもう少し変わってくると思います
テクノロジーとのつきあい方を見直す必要があるかと思います
インターネットとは距離をとりながらつきあうこと
これからはパソコン漬けの人が多くなるのでおそらく男の子が減ってくるということ
(その状態で戦争なんてはじめたら、当然、国は崩壊します)
セキュリティは完璧ではないということ
電気に依存しなくても生活していける可能性を模索すること
生活を守ることと、戦争をしないことは表裏一体であると思っています


自由な意見交換ができたこと、
これ自体が現在の憲法の生きている状況だと思った
他の場所で、このような議論ができなくなってきている事はこわい事です
憲法草案の話、いいですね


知ってるようで知らなかった憲法の大事なことが
ポイントをおさえて学ぶ事ができました
つくづく選挙の重要さを痛感すると同時に
投票率の低さにどよーんとした気持ちになります
こういう勉強会がどんどん増えていったらいいなと思います
あすわかの活動は、とってもありがたく応援します!


もっと深い議論ができたらよかったですね
例えば資料に「H24.5.3朝日新聞」とありますが、
平成表記に疑問をもたないほど私たちは人権意識を持っていないこと
私たちの心深くに救う病理について話せたら面白かったと思います


とてもわかりやすく、そしてお若い先生の説明で、
自分がこれからどう動いていけるかなとおもいました
この国は9条によって守られてるという意識を高めていく必要があり、
ひろげていけたらと思いました
子どものことを考えると私たち大人がしっかりと考えて、
なんでこんな国にしたんだ!と(子どもに)思われないようにしたいです

+++
高木さん、
cafeあわいさのみなさん
参加者のみなさん
ありがとう!! 


cafeあわいさでほっこり美味しいランチをいただきながら
20人以上の方が集まって開催された
「憲法カフェ×くらしとせいじカフェ」の様子を
2回に分けて、ご報告します〜♪



憲法って?
民主主義って?

もっと
日々の暮らしに身近なこととして
知っていきたい
話し合いたい

そんなことに興味がある人
実はいっぱいいるんです
その第一歩になりますように
みんなで勉強会しましたよ〜

まずは、
あすわかKYOTOから来ていただいた
高木弁護士さんの「憲法」のおはなしから
若くてステキな女性でした
(司会はとむやんです^^)

あすわかKYOTO
http://www.asuno-jiyuu.com/

IMG_1263




司会/「憲法カフェ×くらしとせいじカフェ」はじめます~
憲法ってなんなの?生活にどういうふうに関係しているの?っていうことなどが、
こういうカフェで聞けるというのはいいですね
今日、お話していただける高木さんです
よろしくおねがいします!
 

高木/「明日の自由を守る若手弁護士の会(あすわか)」の高木です
自民党が憲法を変えると案を出した時に、
それを読んだ登録十年以下の弁護士がこれはやばいということで作った団体で、
今、全国で400人くらいいます
その京都支部(約20人)「あすわかKYOTO」からきました
よろしくおねがいします
今日はこの素敵なカフェでランチをしながら憲法について考えてみようということで、
ではレジメを配ります
クイズ形式になっていますのでご一緒にどうぞ


<レジメのクイズより>

1、憲法は国民が守るきまりである。◯か×か?

答え/×

戦前、大日本帝国憲法の時代は天皇がとってもえらくて、国を統治し、法律を作り、軍隊を指揮した。国民は法律の範囲内で自由があり、兵役、納税の義務があった。戦後、自由と権利は権力者から与えられるものではないと国民が立ち上がり、国家権力を縛るための法、日本国憲法を作った(立憲主義)。つまり、憲法は国民が守る決まりではなく、憲法を守る義務があるのは天皇、摂政、国務大臣、国家公務員、裁判官、その他公務員。


2、憲法には「愛」という文字がある。◯か×か?

答え/◯

戦前の日本はヨーロッパに植民地にされないように「富国強兵」政策をとった。市民は市民主体の政治をしようと自由民権運動が活発になるが、国がそれに歯止めをかけようと条例などをつくり制限した。軍事力を増強していった日本は、より強くなることをめざして、侵略戦争へむかっていく。その戦争の反省が入っているのが今の日本国憲法の前文。戦争の反省。国民主権、平和への誓い。

前文には「平和を愛する世界中の人々を信頼し日本の安全と生存を保持する決意」という文章がある。

天皇は象徴。戦争の放棄(交戦権は持ちません)。基本的人権の尊重。


3、国民の基本的人権はいくつある?

答え/27個

内心の自由、移動の自由、財産権、表現の自由、職業選択の自由、選挙権、教育権、学問の自由、社会保障制度など、憲法があるから戦火におびえることのない平和な社会の中で平穏に国家権力に干渉されることなく、自分なりの幸せを求め生きることができる。


4、日本国憲法はアメリカが押し付けたもの。◯か×か?

答え/×

戦前からの自由民権運動で憲法草案がいくつも生まれていた。GHQは鈴木安藏さんの憲法研究会の案を参考にすることを決め、GHQ案をつくる。初の20歳以上の男女による普通選挙により選ばれた国会議員により、修正が多数入れられ、賛成多数で決議された憲法である。


5、日本国憲法によれば、国民は人として尊重される。◯か×か?

答え/×

自民党が作った憲法草案では、天皇がトップに、国家を末永く子孫に継承するべく憲法を制定。国旗と国歌を尊重し、戦争は放棄するが自衛権の発動は妨げない、国防軍を保持するとある。前文の戦争の反省はなくなり、国民の自由と権利には責任と義務が伴うことを自覚し、公益、公の秩序に反してはならない。国民は人として尊重される。(日本国憲法では「個人として」。個人というとひとりひとり違うものとしてとらえられるが、「人」というと、みんなに共通する部分でしか保護はされない。なぜ「個人」としていたところを「人」と変えたいのか?)国民の権利は公益、公の秩序に反しない限り尊重される。公益、公の秩序を害することを目的とした活動、結社は認められない。緊急事態宣言→法律と同じ権限をもつ。




質疑応答、参加者さんからの感想はこの次の記事で‥
そちらも読んでね
ありがとう!

11)

 ランチ、美味しかったね〜〜♪

 



↑このページのトップヘ