カテゴリ: 出張!くらしとせいじカフェのご案内

image1 (5)

秋晴れのあったかい昼下がり

美味しいオヤツとともに
はじまりました

↓すばらしすぎるオヤツ!
コーヒーやハーブティもありました〜

image1 (4)


一人づつ、自己紹介とともに
今おもうことをおしゃべり

色んなお話がでましたので
すごくかいつまんでいますが
ご紹介します〜

我が子の学校生活から
見えてくる今の世の中のこと

これからの暮らし方に備えて
今から準備できることは?

身近な家族との政治的な
意見のすり合わせは日常的に大切
違う意見を持ってたとしても

人任せじゃなくて
私が出来ることってなんやろ?
少しづつでも
こういう集まりを広げること

これまで日本は良い国だと
思っていたけど
311の後は、違うかもと気がついた

民主主義ってなんだ?

人前で話すことって
大事な場だなって思う

子どもへの性教育の勉強会をした
比較的小さい子の参加があったので
講師の方の話は
あなたが生まれたことを
誰かが必ず喜んでいる
あなたが生まれることは
かけがえのないことと
まず自己肯定からはじめておられた
その積み重ねがあってから
性教育が成り立つとのことを学んだ
なるほどと思った

みなさん
ありがとう♪

またやりましょうねー^ ^


↓午前中はご飯炊いたり
焼き芋したりしていました〜〜^^

image2 (3)


有志のおかあちゃん達が
秋と冬に不定期で開催している「焚き火の会」で
くらしとせいじカフェやりたいねー
ということになりました^^
で、ゆるゆるやります〜♪

●11月3日 (雨天のとき、中止の場合あり)
午前中はご飯を炊いたり焚き火をしてあそんでいます
13時ごろから焚き火を囲んで車座になって
暮らしと政治はつながっている
毎日のことごとをおしゃべりします

IMG_0554




















去年の様子↑

●場所/大津市 桐生キャンプ場
詳しい場所は当日お電話くださいね
 090-5891-8892   ななつ

●参加費は要りませんが
キャンプ場の駐車場代が一台500円かかります

●持ちもの/汚れても、煙の匂いが付いてもいい服装で来てください
飲み物、焚き火で焼いて食べたいものがあればご持参ください

午前中から来られる方は
生米、みそ汁用の野菜(細か目に切って)と味噌を
持って来て下さい

●申し込み/人数把握のためお申し込みいただけたら助かります
nanatsutoharumichi☆docomo.ne.jp  (☆を@に変えてね)




 
 




IMG_1601
 


 自然育児サークルなちゅらる・まま(@信楽)が開催している保養事業「夏休みショートステイ2015in信楽」は今年で4年目を迎えます。
http://naturalmama.shiga-saku.net/c50172.html
利用する側、迎える側、相互の立場をひょいっとこえて、お母ちゃんお父ちゃんたち、子どもたち、いろんな人たちが支え合う「場」になっています。大地震や原発事故や、戦争について、憲法について、いろいろ考えなきゃならないことは沢山あって、人任せではいられないよね!

 信楽の保養に参加したお母ちゃんたちが地元の越谷市で選挙活動して、お母ちゃん市議さんが誕生したらしい!そんなすごいみなさんが信楽にくるらしい!それは、おはなし聞きたいなーということで、くらしとせいじカフェ開催し、20人以上のお母ちゃんたちが集いました♪


まずは、カフェ参加者さんのひとこと自己紹介から~☆


信楽の保養も今年も4年目、負担が偏らず、楽しくできる保養を目指しています。

「くらしとせいじカフェ」は参加者さん、お一人お一人に一言ずつ想いを話してもらうんやけど、これが面白い。今日も楽しみです!


今一番思ってるのは安保法制のこと。あと、武藤議員のこと。そんな話しを保育園で出会うお母さんとかにもしていきたいけど難しいところがあって。だけど避けて通れないことやから自分たちのこととしてこんな輪が広がっていったらいいなって思っています。


311のあと、関東から滋賀に移住して4年になります。当時も意識の高い人はパニックになっててどうするどうするって感じで、だけどそうじゃない人は普通に暮らしてる状況でした。私は縁があって自然も多い滋賀に住む事にしたんだけど。今、いのちの学校作りをしています。学校に行っていない子もいられるそういう場所を作りたいなって思っています。


放射能のこととか政治のこととか全部つながってて、こういう機会におはなし聞かせてもらっていつも勉強させてもらっています。


甲賀市で森のようちえんをはじめました。自然派なお母さんが来てくれていますが、こういう活動なんかも発信して広めて正確な情報を伝えていけるようにと思っています。


東京に住んでいるんですけど、子ども達には水、食べ物や遊ばせる場所など気にして放射能をいかに避けるかって暮らしをしています。一方で周りの人は無関心。みんなで気にしたらもっと変わるんじゃないかっておもうんですけど。原発問題、生活者がどういう風に考えるかっていうところですごく左右されるところがあって、そして政治へのアプローチも重要なのかなって思っています。


娘のようちえんで出会ったお母さん達とは食べ物の事とか環境のこととかいろいろしゃべれた。そこで出会った友だちと、今日は午後からここでライアーといのちのおはなしをさせてもらいます。


なちゅままの保養は2回目です。みなさんの繋がりをみていたらこういう繋がりが社会を変えられるかもしれないって思います。祖父母は戦災で焼けだされているので、私が子どもの時になんで戦争をやめさせられなかったの?って聞きましたら「どうしようもなかったんだ」って言いました。私はどうしようもないって大人が言うのはおかしいんじゃないって思いました。自分は教育を受けてなんとか出来る大人になろうって思った。こっちで感じた事は大地につながって市民が声を上げていくそういうことと、都市部の人がつながるってことが大事だって思うんです。市民がきちんと声を上げていく事が力強いんだって思いました。政治の仕組みにからむように仕組みに沿ったカタチで声を上げていくっていうのが必要なんだなって。


私は中学生のときに障害者問題や差別のこと、反核、反戦運動いろいろやっていて、13、4歳のころが一番政治活動をやっていたとおもいます。そのころにあきらめも感じて。政治ってきたないなって思って、党で分断しているかぎり絶対この世の中は良くなれへんって思って、やめたんです。だけど311のあとおかあちゃんやらみんなが動き始めて、みんなと一緒になんかできたらなって思っています。


今、なんか思考停止状態。原発事故後はむっちゃばーって動いて、めっちゃ燃えててんけど、いまちょっと疲れててみんな頑張ってくれてるしいいかなーって。あとから付いていきます~


事故以降、保養に行くと自分にたようなお母さん方とお会いしたしあれがきっかけで色々気にするようになったっていうお母さんもいて、言い方が難しいですけど、あの事故がきっかけで人がつながっておおきなうねりになっているんじゃないかなって感じています。最近思うのは、デモに一緒に行ってくれるのがすごく若いお母さんが多くって、デモに対する気持ちがちがう。わたしなんかはじめてデモに行ったときはすごく怖かったんですね。だけど20代のお母さん達は全然そういう感じじゃなくって、例えば中学から三宅さんの音楽を聴いてて、ライブにいったら社会的な事を発言しててぼんやり聞いてたけどそれの輪郭がはっきりしてきて、だから一回デモ行っとくかみたいなかんじ。それこそ軽いのりでみんながフランクに無邪気にいろんな事を言って成熟させていく時代になったんだなって感じています。


母からいつも放射能や放射線の危険性を教えてもらっています


事故後、2年間避難してて、東京に戻るときに避難していましたとは言いにくくって。だけど政治のこととか自分の考えをもって活動している友だちができて、すごいなって。わたしは母親として子どもの食べ物けこととか環境のことなんか考えてやるんですけど、だけど家族の中でも考え方が違ったりして、家族ですらそうだからだから他の人の前で発言するのはむつかしいなって。今、いろいろ勉強出来たらいいなって思っています。


原発事故前はなんとなく原発っていやだな思ってたけど、あんまり行動していなくって、こんな事故になってしまって。震災のことでひどい目に市民があってるのに、そんななか戦争に向かおうとしているなんて許せない思いです。「憲法カフェ」を友だちのようちえんで聞いて無関心なママにも少しでも広めたいなって、我が子の小学校のPTAに打診したらなんとか通ったんだけど、最後、校長先生のところで止められて。公立の学校では出来ないって反対されて。政治的な話しは委員会からクレームが来るかもしれないからっていうことで。じゃあ集団的自衛権のことは抜いて憲法のことだけについてもどうですか?っていったんですけどだめで。結局、近所の地区センターでやったんですが、学校の外でやると来てくださるのは意識の高い人ばかりで、無関心そうに伝えるにはやっぱり学校でできたらいいなって思います。自分に出来る事をやろうって思っています。


私が住む草津でもうすぐ市議選があるので「くらしとせいじカフェ」やりたいと思っています。子育てする中で、子どもには自分で選択出来るようになってほしいし、世の中も色々選択出来る世の中になってほしいと思っています。


千葉から来てて、ここの保養は3回目で、着いた瞬間に涙でてきちゃって。むこうでは泣かないのに。震災前は、日々に追われてただ生きてってかんじだったんですが、信楽の保養がすごく大きく私の性格を変えてくれている気がします。今日はみなさんのお話を聞きたくって参加しました。子どもがサッカーやりたいていうんだけど、線量が気になって入れられないなーっておもって、やっと空手をしてて。こっちで親子でサッカーをやりたいと思います。


ママ友とは政治の話しはできない感じがあって。だけどみなさんの話しを聞いて勇気をもって、肩の力をぬいてしゃべっちゃってもいいんじゃないかっていうふうに思いました。


越谷市で、地震後の原発事故後に、放射能のことなど不安に思ってるお母さん達が4人くらい集まって「五年後十年後を考える会」というのをを立ち上げたんですが、当初は放射能から守りたいってことだったんだけど、やっぱり政治とか色々つながってて、こんどは有志で「いのちと暮らしを考える会」を立ち上げました。放射能問題とか給食の完全米飯運動とかいろんな活動をやっています。

子ども達が豊かな社会に育ってってほしい。その活動の中から、山田さんを代表として立候補してもらって、私たちはバックアップをずっとしています。関心の無い方にも伝えていきたいと思っています。


「五年後十年後を考える会」に出会った当時、放射能気にしてるのになんでマック食べるのって怒られたんです(笑)私、放射能じゃなきゃいいと思ってて。





IMG_1595
 


越谷のお母ちゃんズのつながりが、なによりすばらしい!!

明るくって、キレがいい、前向きなかっこいいお母ちゃんたち

ぽんぽんっとここちよいテンポのコミュニケーションがあって

子どもたちへの優しいまなざしがある

明るい明日をめざしているひとりひとりが

お互いできることを持ち寄って支え合っているかんじ

とってもステキでした!


つづいてお母ちゃん市議になられた山田裕子さんのお話です♪


山田裕子さん(二児の母、越谷市議会議員)

 一年前はまさか自分が選挙に出るなんて思ってなかった。選挙ってどんなものかも知らなかった。下馬評では無理って言われていたんですけど、お母さんたちの選挙がめずらしかったのか、蓋を開けてみれば5位で当選する事ができました。だけど私たち、選挙活動中は手応えを感じてなくって。車もないし、自転車オンリーで街宣活動して、自分たちで作った雑貨を売って資金をつくるとかそういう手作り選挙をやったんです。

 おととい、視察で新潟の長岡市の山古志地区に行きました。中越地震で壊滅的な被害にあったところです。そこから復興していったところなんですね。移住したお母さん達が移住女子をテーマにした雑誌を作っていたり、公園の中に子育てサロンをつくったり、面白い取り組みをしていて、震災を機に人間性が復興していくっていうふうに感じました。その視察で改めて、お母さん達のパワーってすごい、私達、自分の力を侮っちゃいけないなって感じました。

 私は仲間と出会って、ワクチンや食べ物のこと放射能のことなど色々考えて活動していました。だけど私は会の代表でもないし、表に出て行くタイプでもない。気持ちはすごくあるけど自分で何かをするのはちょっと‥っていう程度だったんです。

 私は市民ネットワークという全国に50くらいある地域政党の所属なんですね。越谷にも越谷市民ネットワークっていうのがあって、生活クラブ生協のお母さん達が最初10人くらいで立ち上げたグループで、その10人のお母さん達の中からひとり議員を出そうということで25年前に出したのが始まりだったんです。活動費はカンパ、活動を支えるのはボランティア、立候補者の持ち出しは無いんですね。そういうなかでずっとバトンをつないできたんです。3期で交代していってるんですけど、いろんな市民が経験していくっていうことで、卒業したらまた市民活動をしていくっていう。そういう風にして市民力を上げていこうっていうコンセプトがあるんです。

 市民ネットみたいなところでも女性が議員になるってハードルが高いんですよ。家族の理解や経済的な事情等でなかなか難しい。私はたまたま自分の仕事をやめたばかりのタイミングで、議員活動に割とポジティブなイメージを抱いていたんです。知らない部分もあったからなんですけど。いろんな人との出会いがあったし、誰かのためになるとか、子どものためになるとか興味はあったんですよね。夫に相談したら、新しい目標が見つかって良かったねって言ってくれて。議員は市民と議会とをつなぐ役目ということで、疑問を持った事はみんなで調査したりしてやっているので、私の役割としては「代理人」。みんなの声を代弁する人って感じなので、あまり気負いなく、「やります」って手を挙げた。

 選挙活動をみんなでやってみてすごい良かったなって思うのは、みんな普通のお母さん達だったのに、活動するなかで、どんどん潜在能力が引き出されていって、未知の自分に出会えた感じで。5000軒近く尋ねて自分の想いを伝えにいったりとか、駅立ちをやったりとか、そんなことも思いのほか楽しく出来たんですね。駅立ちでしゃべるのも普通は候補者ひとりでしゃべるんですけど、私たちは前説、私、後説ってやってて。はじめは原稿を作ってしゃべってたんだけど、だんだんみんな自分の言いたい事をしゃべるようになって、学校の図書館に司書が足りないんですとか、ワクチン接種はやめたほうがいいと思うとか。誰が候補者か分からないくらい。こういう雰囲気を自然に作り出せた事がよかったなって思います。本来そうあるべきだと思う。議員だけが頑張るんじゃなくって、みんなでやる。おまかせにしないって言う意味ではそれを体現した選挙ができたなって。

 議会の中では32人議員がいて私は4人で会派を組んでるんですけど(市民ネット2人、無所属の市民派議員2人)、自公が多くて、民主も自公とくっついてるみたいなところがあって、議会の中では少数派なのでワクチン、給食、安保法案のことなんかについても、請願出ても本会議では数で負けちゃうってことになるんです。急に何かを変えられるとは思っていないけど、市民への発信は出来る自信はあって、2年後の市長選、4年後の市議選には市民の力を底上げして、選挙で逆転させたいなって、前向きに活動をスタートさせたところです。

 選挙をお母さん達と戦いぬいた事で、私たちだったら何でも出来るよねっていう根拠の無い自信ができたってこと、誰が候補者かわからないっていうみんなでやる選挙ができたってことが大きくって。先日の議会の一般質問の内容も、みんなで考えて作った原稿を読む。だからみんな気になって傍聴に来る。中にはやじる議員なんかもいて、なんだこいつは!って。ぜんぜん別件の議題でも、あいつが余計な事言わないかって、また傍聴にいくとか、どんどん議会を監視する役目になっていったり。自分が少しでも関わると議会を見に行きたい気になります。あと、私の発展途上なところが、みんなを関わらせるんじゃないかって前向きにとらえています。

 原発事故の絡みで言うと、越谷市が福島県の二本松に施設を持っているんですよね。市民も使えるんだけど、主に学校が林間学校などに使ってるんですね。震災の後、線量が高かったから中止していたんですが

そのままほっといても維持費がかかるだけだし、。私たちが計測したらそんなことなかったんですけど 、市が計ったら基準値以下だってことになって、来年から再開させようって動きがあるんです。私たちはそれはぜったい許せないってことで、私が市議になる前からみんなで要望を出したりしてきたんですよね。今までは議会の外から請願したり要望したり電話したりしていたのが、議会の中にもそういう事言う人がいるっていうのが多少なりともいい事なんじゃないかなって思います。関東では他でも同じような問題がおきてきてて。

 これまで、市議会の欠席理由は「事故」しか認められてなかったんですよ。それが先月の議会で全国的に「出産」も加えようという動きがあって、「出産」の文言が入ったんです。私の会派は「出産」の文言が入るのなら、「育休」「介護」「看護」でも休めるという文言を入れようという提案をしたんですけど、議会の中で年配の男性や女性の議員から「出産」って病気じゃないでしょう?とか、「育休」について、出産はかわりがいないけど、子育てにはかわりはいるでしょうとかいう発言が出るんですよ。実際の子育て世代とは感覚がちがうなと。

 私の会派は市民派議員4人の会派なので市民からの信頼はあると思うんですけど、議会の中では仲間はずれみたいな感じがあって、どんな事でも私たちの会派の発言や提案は私たちが言うから反対するっていう事はしょっちゅうあります。だけど私たちが心ががけているのはそれを常に市民に公開するということ。現場で話すとか、SNSで発信する。議会を見えるようにしていく。そして市民の見方を増やしていくってことが、今一番できることなのかなって。

 秘密保護法の議論のときに、同じ会派の議員が、慎重に議論してほしいという意見書の提案すら通らなかったので、本来は保証されている権利なのに不当に処置されたというふうにツイッターでつぶやいて。その「不当」っていうところがおかしいってことで議会で問題にされて、反省しろと。議会では反省を促す決議が採決されてしまったんですが、でもそこでそれを撤回してほしいという署名が、3週間で3700筆の市民の署名が集まったんですね。そこではじめてつながった市民の繋がりもあって、それが今回の選挙にもつながっているんです。

 市議になって、私の暮らしはどのように変わったかというと、選挙期間は市議の場合は一週間なのですがその選挙期間の慌ただしさがずっと続いてるってかんじです。議員によって、活動しようと思えばできるし、だらだらもできる。だけどわたしは家事と育児と市民ネットワークの活動、議員の活動で本当に時間が足りないし、それこそ政務活動費も足りないって感じなんですね。ワクチン、放射能、子育てのことは当事者ですから、ある程度は分かっても、行政のことで知らない事はいっぱいあるんですよ、専門家ではなかったから。だから今、勉強する時間が本当に足りないです。だけどひとりで全部抱えるのは無理なので、ママ友と育児のシェアをしあったり。子どもを迎えに行くと、ママ友がおかずを作ってくれてて、これ食べてねって。選挙やらなかったら、議員やらなかったら感じられなかった暖かさだなって思います。助けを求めるって技術を磨いてるっていうか(笑)

++++++++

お昼ご飯を挟んで、午後からは
ちさちゃんとめいこさんのライヤーと平和のお話「平和のかけら。」

めいこさんがはじめに
平和がテーマの絵本を読んでくれました
しみじみ聞き入る参加者さんたち

だれかに絵本を読んでもらうって
こどもも、大人もうれしいなー

IMG_1603


そして、
毎日の暮らしの中でのはっとすることありますか
という問いかけに、
参加者ひとりひとりが自分の気付きに向き合う時間、語る場

ちさちゃんのライアーの音色が
やさしく包んでくれるように流れるすてきな時間となりました

IMG_1611


みなさん、ありがとう!!

 








暑い毎日ですね
いかがおすごしですか?

信楽では四年目を迎えました保養事業
「夏のショートステイ2015 in信楽 」が
開催されていることご存知ですか?
http://naturalmama.shiga-saku.net/ 


なちゅらるままのぶろぐから‥



原発事故から4年が過ぎ、子どもたちの健康被害も増えてている中、

ますます保養が重要になってきています

保養をする側もされる側もなく、
つながり、共に考え、協力し合って
子どもたちが安心して暮らせる場をつくるということは
そう、
かあちゃんにできること
同時に放射能拡散と被害の実態を知らせる場でもあります
それは、
子どもたちに健やかで安心して暮らせる社会を残したいということ



今年も東日本から信楽に
のべ30組近い親子が保養滞在されに来られます

そのなかに
一念発起して埼玉県の越谷市の市議に立候補して
見事当選されたおかあちゃんがおられます

それはすごい!!
お母ちゃん議員さんを囲んで
いろんなおはなしをしてみたい!

ということでくらしとせいじカフェ開催します〜

そして!

キペルスパピルスのちさちゃんと
いのちの学校つくりのめいこさん
の新ユニットがお昼から
ライアーと平和のおはなしをしにきてくれます

皆さんのご参加お待ちしています〜



日時/2015年8月7日(金)
 10時〜12時  くらしとせいじカフェ
 13時〜14時半 ライアーと平和のおはなし(ちさちゃん&めいこさん)
  お昼ものこれる方はお弁当をご持参くださいね^^

場所/陶芸の森(「太陽の広場」奥の大きい屋根がある付近。小川もあるよ)
   甲賀市信楽町勅旨2188−7
   雨天の場合は 紫香楽ヴィラ会議室 (信楽町勅旨2392-5)で開催します

参加費/無料

お申し込み/nanatsutoharumichi☆docomo.ne.jp(☆を@に)
      09058918892 ななつ





 

『憲法カフェ×くらしとせいじカフェ@草津(まんぽのとなり)』
2015/7/6(月) 10:15〜12:00
開催報告でーす♪

明日の自由を守る若手弁護士の会「あすわか」さんから
小谷弁護士さんが来てくださって、
「日本国憲法憲法」と「安保法制」のことについて
わかりやすくお話していただきました〜♪ 
http://www.asuno-jiyuu.com/ 


レポート後半<安保法制のこと>  

レポート前半<日本国憲法のこと>はこちら↓
http://kurasitoseijicafe.blog.jp/archives/1034085608.html

IMG_1368


▶安保法制
いろんな分野にわたって自衛隊が出来る事を広げようとする法案です。
自衛隊の後方支援を広げたい。
もともと自衛隊が海外に行く時には個別の法律を作っていて、
非戦闘地域だけ後方支援できるということになっていたんですが、
恒久法を作ってしまい、
しかも
戦闘現場でなければ行けるというようなことになっています
周辺事態法
の改正で、
日本の近辺でしか行けなかったものが
地球上のどこでもいけるようになろうとしています。
自衛隊が武器を使える範囲も広くなっていて
これまで自衛のためだけだったのが、
ほかにも色々出来るというように法改正がされようとしています。


どれも重大な変更で、
議論すべきポイントは山ほどあるのですが、
今日は、集団的自衛権の行使に絞ってお話したいと思います。


憲法クイズの第2問を思い出して下さい。
(レポート前半を見てね)
従来の政府見解によれば、
日本が直接攻められたときには、
個別的自衛権で反撃することが可能緒です。
では、集団的自衛権は、何で、何のためにあるのか


集団的自衛権とは日本に密接に関係のある国が
武力攻撃されたときにその国と一緒に反撃する権利。
ポイントは日本が攻撃されたときの話しで
ないということ。
これまで歴代の政権は集団的自衛権については
行使出来ないと一貫して言ってきました。
憲法九条に違反するからです。
それが去年の閣議決定で解釈を変えて
集団的自衛権の行使もできるんだといまの安倍内閣は言っています。
これまでは個別的自衛権だけ行使できるということで、
3つの要件を示していました。
そのうちの一つ、
もともとは日本に対する急迫不正の侵害があること
という要件だったんですけど、
「我が国と密接な関係にある他国に対する武力攻撃が発生し、
我が国の存立が脅かされ国民の生命および幸福追求の権利が
根底から覆される明白な不正がある」
これを満たせば集団的自衛権の行使ができるんだという事を
閣議決定で安倍内閣は決めました。
 


▶今日は集団的自衛権について、
次の3つの視点から考えてみたいと思います。

 集団的自衛権行使のメリット・デメリット

 「解釈改憲」というやり方

 憲法9条との関係



では、まず1つ目のテーマについて、
グループに分かれて議論してみましょう。
 
参加者さんでワールドカフェ


<テーマ①:集団的自衛権行使メリット、デメリット>


*メリットなんてあるのかなって思うんですけど、

こういう事をきめたい人たちは
強い国の傘下に入れば守ってもらえると思っている。
デメリットは日本が他国に攻撃をしていなくても
戦争している国の傘下にいると判断されれば攻撃対象になってしまう。
関係のない戦争に巻き込まれる可能性がある。


*メリットは国が表向きとして言っていることですが
国際的にも外交的にも良い顔が出来る。
経済が潤って、一部の金持ちにメリットが出てくる。
だけど裏返すとデメリットとなって、攻撃すると必ず反撃に遭う。
前線よりも援護する立場の日本の自衛隊がまず攻撃をされる。
私たちの生活の中で当たり前に暮らしているなかで
知らず知らず参加してしまっていないかという不安が出てくる。


◯小谷さんからの解説


安倍首相の主張

「安全保障関係が変化していて
もはやどの国も一国では自国を守れない。
抑止力を強化する必要がある。
自衛のためには
むえない。」という安倍首相が
あげていた集団的自衛権が必要だと言う事例に対して、
元内閣官房副長官補の
柳澤さんが反論しています。
以下、そのうち3つを取りあげます。


*朝鮮半島に有事があったときにアメリカの軍艦が
日本人を乗せて帰って来る。
これに攻撃されたら守れるように→これは個別的自衛権で十分対応が可能


*他国からアメリカにミサイルを飛ばした時に
これを迎撃しなきゃいけないでしょう→物理的に不可能


*ホルムズ海峡に機雷が埋められているのでこれを取りに行く→
これは個別的自衛権だけでは解決出来ないかもしれないが、
機雷を取りに行くという事は周辺国との全面戦争を意味する。


最近は内閣法制局の長官が、
ホルムズ海峡の機雷も
個別的自衛権で対応可能だと言いだしてますね
 

◯安倍首相は抑止力の強化が必要というけれど

抑止力というのは反撃する能力と意志を示す事で
相手に攻撃を思いとどまらせる力のことです。
日本が集団的自衛権を行使する事が出来るようになったら
誰に対する抑止力が高まるのか考えてみましょう。


日本を攻撃したらアメリカに反撃されるから
やめようというのは日米安保の問題です。
日本を攻撃したら日本から反撃されるから
やめようというのは個別的自衛権です。

集団的自衛権の抑止力というのは
アメリカを攻撃したら日本から反撃されるから
やめようという話しであるはずなんですが、
アメリカ単体だったら攻めるけど、
日本にも反撃されるからやめようっていう国があるでしょうか?
つまり、抑止力って言うのは現実的じゃないですね。


もっと広い意味でお互い助け合えるからいいんやという方がいますが、
そうなるとアメリカの要請には
出来るだけ応じるべきだというふうになってきます。
そうするとアメリカの戦争に巻き込まれることになってきます。
日本本土を攻撃されるとかテロの標的にされるという事が起こってきます。
イラク戦争アフガン戦争に参加した国の国内でなにがおこったか。
テロです。
イギリス、スペイン、ドイツ、フランス、、、。
軍隊はテロを防ぐ事は出来ません。
自衛隊もテロから市民を守る事はできません。


◯日本が他国の侵略に加担する

第二次世界大戦後いろいろな戦争がおこっていますが、
ほとんどが集団的自衛権の行使を口実に行われています。
正義だと思っていても単にアメリカの侵略行為に
加担していただけじゃないかといったことが
かなりの確率で起こりえるんじゃない
でしょうか


◯安全保障のジレンマ

日本が武力の抑止力を高めたら相手も当然高めてきます。
緊張関係もさらに高まるし、市民は軍事費の負担を強いられます。
国の予算というのは限られていますから、
軍事費が増えれば、一方で、福祉や教育の予算が限られることは確実です。


◯憲法に守られている日本だからできる支援活動
ができなくなる

日本の良さが無くなるということも言われています。
パキスタンやアフガニスタンで医療支援をしているNGOは9条があるから、
日本は、他国の戦争に加わらないという事を知っている。
だからすごく支援活動がやりやすかったと言います。
国際紛争の調停に日本ほど向いている国はない。


◯集団的自衛権行使は限定的な容認だから大丈夫ってほんと??

限定的な容認だから大丈夫だと安倍首相は言うんですが、本当でしょうか。
何を限定したかというと、
最近短く「存立事態」と呼ばれたりしますけど、次の要件です。
「我が国と密接な関係にある他国に武力攻撃が発生し
これにより我が国の存立が脅かされ国民の生命、自由、幸福を
追求する権利が根底から覆される明白な危険があること」。
これはどんなときでしょうか?
とても抽象的な
でどうでもとれますね。
経済状況が悪化するとか、
日米同盟が悪化するとかも存立事態にあたると安倍首相は答弁しています。
なんの限定にもなっていない。


しかも、特定秘密保護法が昨年12月に施行されています。
存立事態に当るかどうか、
この理由が特定秘密に
指定されたら市民には全く知る事ができなくなります。
調べたら捕まります。
国会議員でさえもその秘密を知
ることができないなかで判断しなきゃいけない。
 


<テーマ 「解釈改憲」というやり方>
 

今回の安保法案を
前半紙芝居でお話しした「立憲主義から考えてみます。
あすわかの紙芝居「憲法ができるまで」
ユーチューブで見てね〜↓
https://www.youtube.com/watch?v=zWvD1rjusF8 


歴代政府は9条の解釈として一貫して
集団的自衛権できないんだということを言っています。
閣議決定とか法律だけで集団的自衛権行使を認めることは、
文言は変えなくとも実質的に憲法九条を変えてしまう事です。
憲法の中でも9条は一番
きつく権力者を縛っていたはずなですが、
政府は勝手に縄抜けをしようとしています。


もし与党が本当に集団的自衛権行使出来るようになる事が
私たちのためなんだと真剣に
考えるであれば、
どういう手続きをふむべきか。
まずは、改憲の
発議をして、
憲法改正をするべきかどうかを
主権者である私たち国民に問うべきです
私たち国民が、真剣に議論した上で改憲するという結論になるのであれば、
これに基づいて、法律を変えたり、解釈を整えたりすることになります。
しかし、
いま起こっているのはこれとは全く逆。
内閣が勝手に解釈変え、これに基づいて法律を変える。
最後に、形だけ残った憲法を変えるといった流れになっています。


中身はひとまず置くとしても、
手続きだけをみてもすごくおかしいことを政府はやろうとしています。
 


<テーマ 憲法9条との関係
 

戦争放棄、軍隊、交戦権を持たないという憲法九条。
こういうことが定められているのに、
わざわざホルムズ海峡に機雷を取りにいくとか、
日本が攻撃されたわけでもないのに他国のために戦争に参加するとか
そういったことがゆるされるのか。
明らかに憲法違反。
国会に呼ばれた3人の憲法学者はそろって憲法違反だと言い、
多くの憲法学者が違憲と言っている。
いろいろ話をしましたが、憲法に違反することは、
それだけで、やってはいけないのは当たり前。




▶徴兵制のこと

 「安保法案は合憲だ」と言っている3人の学者のうち、
2人は徴兵制も合憲だと言っています。

 解釈改憲のやり方を許してしまえば、
憲法18条を変えなくても、徴兵制はできてしまうかもしれない。


 実際にありそうなのは、「経済的徴兵制」と言われるやり方。
アメリカで既に先行しています。
国民の間に貧富の差を作って、
貧しい家庭の子どもにどんどん奨学金を貸す。
返せなくなった状態で自衛隊に入ったら奨学金の返金免除
だと言えば、
一見自発的に自衛隊に入ったように見えるけれど、
でも本当は仕方なく自衛隊に行かなきゃいけないという人が
たくさん出て来る。




◯「違憲だと多くの人が言っているのに、
安保法制は通ってしまうんですか?」(参加者さんからの質問)

仕組みとして、法律国会議員の過半数賛成するとできてしまうんですね。
最終的に判断するのは裁判所なんですけれども、
安保法案成立後、
なにか事件が起こって誰かが訴えてはじめて
裁判所は判断が出来る。
だけど
結論が出るまでに何年間かかります。
裁判所が違憲といったら法律は無効になるんですが、タイムラグがある。


安倍首相は一次内閣のときからちゃくちゃくと
戦争出来るようにしているように思え
ます
防衛省を防衛庁に格上げしたり、
国民投票法や秘密保護法を制定したり、
武器輸出三原則の緩和したり。
いま、安保法案が通ってしまえば、
後は、形だけ残った憲法9条を改正するだけです


今は、ともかく、安保法案を成立させないことが大切。


そのための方法として、
あすわかの活動や、
あすわか弁護士の田中さんのブログの紹介をして頂きました。

http://j-c-law.com/anpohouseihaian/


ありがとうございました!

IMG_1366
 








cafeあわいさでほっこり美味しいランチをいただきながら
20人以上の方が集まって開催された
「憲法カフェ×くらしとせいじカフェ」の様子ご報告Vol.2です〜♪
(Vol.1は前の記事をみてね〜)

憲法って?

民主主義って?
もっと
日々の暮らしに身近なこととして
知っていきたい
話し合いたい
そんなことに興味がある人
実はいっぱいいるんです

その第一歩になりますように
あすわかKYOTOの高木弁護士さんにお越しいただいて
http://www.asuno-jiyuu.com/

みんなで勉強会しましたよ〜

「子どもと教科書市民保護者の会」の方にも
ご参加いただいて、
教科書問題のお話しも伺いました

IMG_1267



<質疑応答より>


質問/今、政府が色々と政策や方向付けの理屈を作り出しているけど、
それらは一応憲法のギリギリのところをすり抜けているのか、
明らかに違反をしてるのか?もし違反をしているのなら
私たちはそれに対してどうしていけばいいですか?

高木/おそらくおっしゃったのは、与党は安全保障法制といっていて、
野党は戦争法制といっているものだと思うんですけども、
要するに自衛隊をどこまで海外に派遣して、
どこまでのことをさせるかということを決める法律の制度を
作ろうとしているんですね。自衛隊はこれまでは災害救助、
PKOで海外に出て停戦状態にある国に行き停戦監視活動をやっていました
「戦争法制」が決ると、自衛隊はいろんなところに出て行ける

休戦中の場所に行き弾薬の補給をする
そうすると他の国の武力行使と一体化してしまうことになる
6/4には憲法審査会で違憲であると言われています
憲法を変えないと「戦争法制」の立憲はないだろうなと思っています
市民が出来ることとしては地元の国会議員に憲法違反と国会で
言ってくださいと主権者として言うこと、新聞の投書活動、
新聞の意見広告活動、地道ですけどもそんなことが大事なのかなと思います


 

質問/今政府は憲法改正をして、今後どんな国にしていきたいのか?
改正はデメリットも方が多いように思うのになぜ変えようとするのかわからない

高木/私も正直わかりませんが、軍事企業はもうかるんだろうなと
それが経済発展につながると信じている
アメリカには頼らない強い日本を作りたいというところもあるのでは
きちんと武力を増強してアメリカと対等な大国になるという狙いがあるのかもしれません
かつての侵略戦争の頃とおなじですよね



質問/自民党はシュミレーションとしてどんなふうな段取りで
改正の手続きを進めるつもりなのか?
自民党の草案は訳がわからないところがいっぱいあるけど、
イエスかノーしか私たちは言えないのか?

高木/改憲の流れですが、自民党草案を出しましたが
実際に鑲定するには国会内で承認が要ります
草案は国会内でもまれるということになりますが、
自民党多数であればそのまま出てきてしまう可能性があるということです
文言を変えていく作業って言うのは国会内でやります
その際、3分の2以上で採決できます
野党がどれだけ強い姿勢で止められるか、世論がどこまでそれをささえられるか、
というところにかかっているかと思います


 

質問/法律を作る時には憲法がもとになるんですよね

高木/法律というのは社会のルールなんですけれども、
憲法に違反してはダメですということなんですよね
「戦争法制」も憲法違反となると思うんですが、
それを判断するのは裁判所です
だけど、裁判所が違憲判決を出せるときっていうのは、
具体的な事案が出てきたときだけです
法律ができただけでは訴訟ができない
国の行為として自衛隊を派遣するとか、命令するとかそういう行為があった時に、
訴え出る人がいてはじめて裁判所で訴訟ができることになる。ただそれでも、
行為が違憲という判断はできるが、
そうさせた法律自体がただちに無効になる訳ではないです
憲法は国民が不断の努力で守らないとならないとされています



質問/自民党が改憲の草案を出してるっていうのは、
自民党として出しているんですよね
憲法に縛られる側が出してるってことですよね
それってクーデターじゃないかって言う人がいるんですがどうでしょうか?

高木/憲法の根本原則を変えるということになってるので、
一種のクーデターなのかもしれないですね
国民から要求がないのにやってるといったところが、、(笑)

自民党草案では「公益」という言葉を使っています
国のために個人のわがままを許していいのかとかね
公益というのは一般の利益ですよね
実は今の日本国憲法にも似たような言葉が使ってあるので、
一瞬見逃しそうになるんですね
それは「公共の福祉」という言葉なんです
これと公益という言葉はまったくちがいます
「公共の福祉」というのはどういう概念かというと
個人の権利と個人の権利が衝突しちゃうときってありますよね
音楽好きな人で毎日音楽を聞いてたいというような人がいて、
大きめの音量で音楽を聴いていたら、隣りの家の人がうるさいとどなりこんできた
例えばこんなこと。個人の自由と権利が対立した時に、
どう調整しましょうということが概念として「公共の福祉」というものなので、
社会一般の公益というものとはちがうんですね
そこも変えてしまってるのが自民党草案
気がつきにくいけれど細かく変えていってる



質問/日本国憲法を作ったときの芦田修正はどんな修正だったのか?

高木/2項「前項の目的を達する」を入れたようです。
(*後日調べ直してご連絡いただきました)



質問/あすわかの活動をしていて反応や手応えはありますか?

高木/今、ものすごく学習会の要請が多いです
国会、どうなってるの?っていう疑問があるので、
知りたいっていう人が増えています
若い人が特に、どうなるんやろうってすごく心配して
学生とか動くようになっているんです
参加している人の反応自体は知りたいという欲求から私たちを呼んでいるので、
色々な考え、賛成、反対あるんですけど、知りたいなって人が増えているってことです
このまま自民党にまかせて、戦争については不安やけど、
経済的な面からはいいんじゃないかとか、いろいろな想いがあるようです
私たちはシール投票を京都駅前でしていますが、
二人連れの高校生が来て、
賛成と反対にそれぞれシールをはってその場でけんかみたいな(笑)議論が
はじまったりするんですけど、
そういう議論ができる土壌が育っているのがいいところかなと
賛成の人の理屈では「抑止力論」っていうのが最強なんです
軍備をしっかりして抑止力さえあれば、戦争なんておこるわけがないと信じている
だけどあれだけ強大な武力を持っているアメリカはずっと戦争している
自ら出て行ってるてこともあるんですが、
抑止力論をそんなに信じていいのかと思います
日本国憲法を持ってる日本だからできる紛争解決があると思います
丸腰の日本やから受け入れられる
 


<教科書のお話し/子どもと教科書市民保護者の会の方より>

14年前に「新しい歴史教科書をつくる会」が
編集した「新しい歴史教科書」が出てきて、
戦争を肯定するような教科書を子ども達に渡したくないということで、
運動をやっています。
今年は、来年から4年間つかう中学校の教科書を
各市の教育委員会で協議し選定・採択します。
戦争を肯定する、憲法をいかに変えるか、
国防は大事ということ等を中学校の子ども達に
いかに教えるかというような教科書があります。
去年は小学校の教科書検定がありました。
教科書採択
検定の前には、一般向けにも教科書展示会が各地で行われます。
ぜひ、子ども達がつかう教科書ってどんなんやろって
この機会にぜひ見て頂けたらと思います。
そして、ぜひ意見を記載しましょう。
それと、6/13草津のアミカホールにて、
教科書問題にくわしい高嶋伸欣
さん(琉球大学名誉教授)を
お呼びして講演会をします。

 教科書の採択は、まず、事前協議として、
高島や大津以外では複数の市町が集まって教科書採択地区協議会が開催され、
滋賀県はそれが6つに別れています。
その区域内では同じ教科書を使うことが法律で定められています。
その協議を受けて各教育委員会が最終的に採択するという流れです。
教育委員会の会議の傍聴に行くことができます。
しかし、2年前までは滋賀県かいずれの教育委員会も傍聴はできませんでした。
が、第2採択地区は、
私たちをはじめ市民の要請で傍聴ができるように改善されました。
他の地区や、県立の中学校3校の教科書を決める県の教育委員会も
いまだ傍聴を認めていません。
全国的には傍聴出来ることはずいぶん当たり前になっています。 

傍聴=透明性の改善は要請をしないと進まないのが現状です。
また、第2採択地区が公開していることから、
密室審議を続ける理由は全くないと言えます。
とにかくまずは、各教委のホームページで開催日時を確認し、
傍聴に行くことから問題がみえてくると思います。

教科書採択地区協議会は以下の通り

第1地区 *大津市

第2地区 草津市、守山市、*栗東市、野洲市、湖南市、甲賀市、

第3地区 *近江八幡市、東近江市、日野町、竜王町

第4地区 *彦根市、愛荘町、豊郷町、甲良町、多賀町

第5地区 *長浜市、米原市

第6地区 *高島市

は、今年度事務局教委(彦根は予定)

   


>>>>> 


教科書問題にみる私たちの社会
中学生にあぶない教科書はいらない~
 
日時 6月13日(土)14時~16時 13時30分開場
会場 草津アミカホール 2階
講師 高嶋伸欣(たかしまのぶよし)さん 琉球大学名誉教授
資料代 500円
***************
草津アミカホール
草津市役所北隣 TEL:077-561-2345
子どもと教科書 市民・保護者の会 事務局

>>>>> 


司会
/これからも、憲法カフェを様々な形で

やっていけたらいいなと思っています
僕、個人的には、憲法草案をみんなで考えてみたいなんて考えています
自分の暮らしをどうしたいかとか、
どんなふうに子育てしたいかとか
ようは国のあり方をどうするかイメージするための憲法草案をやりたい
ドリームマップを作る感じで



<参加者さんの感想より>

ふらりと参加出来るかと思って参加しました
 
「国家は憲法を守って政治しなければならない」

「私たちは不断の努力で憲法を守らないといけない」にビックリです

私のできることはなにかな?
家で、今日学んだことを子ども達に話すことができると思った

憲法草案、ドリームマップステキだなぁと思う


憲法のこと、本を読んだり、テレビの情報など見聞きしたことを

まとめてお話しとして聞けたのがよかったです


良いカフェで、このような企画をして頂いて感謝です
現時点での問題点に関してははっきりお話しいただけました
何年も前から憲法の理念とは全く逆方向の事態を見てまいりましたので、
民が身を守るために全く別なアプローチを考えておりました
しかし、今回、明文化されているものを変えてしまうということで、
たとえ今までは建前でしかなかったとしても、
選択できる手段(合法的に)がなくなってしまうと思いまして、
具体的に自分に何ができるのだろうと考えています


戦争のための軍は今は陸海空軍となっていますが、
これからはもう少し変わってくると思います
テクノロジーとのつきあい方を見直す必要があるかと思います
インターネットとは距離をとりながらつきあうこと
これからはパソコン漬けの人が多くなるのでおそらく男の子が減ってくるということ
(その状態で戦争なんてはじめたら、当然、国は崩壊します)
セキュリティは完璧ではないということ
電気に依存しなくても生活していける可能性を模索すること
生活を守ることと、戦争をしないことは表裏一体であると思っています


自由な意見交換ができたこと、
これ自体が現在の憲法の生きている状況だと思った
他の場所で、このような議論ができなくなってきている事はこわい事です
憲法草案の話、いいですね


知ってるようで知らなかった憲法の大事なことが
ポイントをおさえて学ぶ事ができました
つくづく選挙の重要さを痛感すると同時に
投票率の低さにどよーんとした気持ちになります
こういう勉強会がどんどん増えていったらいいなと思います
あすわかの活動は、とってもありがたく応援します!


もっと深い議論ができたらよかったですね
例えば資料に「H24.5.3朝日新聞」とありますが、
平成表記に疑問をもたないほど私たちは人権意識を持っていないこと
私たちの心深くに救う病理について話せたら面白かったと思います


とてもわかりやすく、そしてお若い先生の説明で、
自分がこれからどう動いていけるかなとおもいました
この国は9条によって守られてるという意識を高めていく必要があり、
ひろげていけたらと思いました
子どものことを考えると私たち大人がしっかりと考えて、
なんでこんな国にしたんだ!と(子どもに)思われないようにしたいです

+++
高木さん、
cafeあわいさのみなさん
参加者のみなさん
ありがとう!! 


cafeあわいさでほっこり美味しいランチをいただきながら
20人以上の方が集まって開催された
「憲法カフェ×くらしとせいじカフェ」の様子を
2回に分けて、ご報告します〜♪



憲法って?
民主主義って?

もっと
日々の暮らしに身近なこととして
知っていきたい
話し合いたい

そんなことに興味がある人
実はいっぱいいるんです
その第一歩になりますように
みんなで勉強会しましたよ〜

まずは、
あすわかKYOTOから来ていただいた
高木弁護士さんの「憲法」のおはなしから
若くてステキな女性でした
(司会はとむやんです^^)

あすわかKYOTO
http://www.asuno-jiyuu.com/

IMG_1263




司会/「憲法カフェ×くらしとせいじカフェ」はじめます~
憲法ってなんなの?生活にどういうふうに関係しているの?っていうことなどが、
こういうカフェで聞けるというのはいいですね
今日、お話していただける高木さんです
よろしくおねがいします!
 

高木/「明日の自由を守る若手弁護士の会(あすわか)」の高木です
自民党が憲法を変えると案を出した時に、
それを読んだ登録十年以下の弁護士がこれはやばいということで作った団体で、
今、全国で400人くらいいます
その京都支部(約20人)「あすわかKYOTO」からきました
よろしくおねがいします
今日はこの素敵なカフェでランチをしながら憲法について考えてみようということで、
ではレジメを配ります
クイズ形式になっていますのでご一緒にどうぞ


<レジメのクイズより>

1、憲法は国民が守るきまりである。◯か×か?

答え/×

戦前、大日本帝国憲法の時代は天皇がとってもえらくて、国を統治し、法律を作り、軍隊を指揮した。国民は法律の範囲内で自由があり、兵役、納税の義務があった。戦後、自由と権利は権力者から与えられるものではないと国民が立ち上がり、国家権力を縛るための法、日本国憲法を作った(立憲主義)。つまり、憲法は国民が守る決まりではなく、憲法を守る義務があるのは天皇、摂政、国務大臣、国家公務員、裁判官、その他公務員。


2、憲法には「愛」という文字がある。◯か×か?

答え/◯

戦前の日本はヨーロッパに植民地にされないように「富国強兵」政策をとった。市民は市民主体の政治をしようと自由民権運動が活発になるが、国がそれに歯止めをかけようと条例などをつくり制限した。軍事力を増強していった日本は、より強くなることをめざして、侵略戦争へむかっていく。その戦争の反省が入っているのが今の日本国憲法の前文。戦争の反省。国民主権、平和への誓い。

前文には「平和を愛する世界中の人々を信頼し日本の安全と生存を保持する決意」という文章がある。

天皇は象徴。戦争の放棄(交戦権は持ちません)。基本的人権の尊重。


3、国民の基本的人権はいくつある?

答え/27個

内心の自由、移動の自由、財産権、表現の自由、職業選択の自由、選挙権、教育権、学問の自由、社会保障制度など、憲法があるから戦火におびえることのない平和な社会の中で平穏に国家権力に干渉されることなく、自分なりの幸せを求め生きることができる。


4、日本国憲法はアメリカが押し付けたもの。◯か×か?

答え/×

戦前からの自由民権運動で憲法草案がいくつも生まれていた。GHQは鈴木安藏さんの憲法研究会の案を参考にすることを決め、GHQ案をつくる。初の20歳以上の男女による普通選挙により選ばれた国会議員により、修正が多数入れられ、賛成多数で決議された憲法である。


5、日本国憲法によれば、国民は人として尊重される。◯か×か?

答え/×

自民党が作った憲法草案では、天皇がトップに、国家を末永く子孫に継承するべく憲法を制定。国旗と国歌を尊重し、戦争は放棄するが自衛権の発動は妨げない、国防軍を保持するとある。前文の戦争の反省はなくなり、国民の自由と権利には責任と義務が伴うことを自覚し、公益、公の秩序に反してはならない。国民は人として尊重される。(日本国憲法では「個人として」。個人というとひとりひとり違うものとしてとらえられるが、「人」というと、みんなに共通する部分でしか保護はされない。なぜ「個人」としていたところを「人」と変えたいのか?)国民の権利は公益、公の秩序に反しない限り尊重される。公益、公の秩序を害することを目的とした活動、結社は認められない。緊急事態宣言→法律と同じ権限をもつ。




質疑応答、参加者さんからの感想はこの次の記事で‥
そちらも読んでね
ありがとう!

11)

 ランチ、美味しかったね〜〜♪

 





IMG_0399

12月10日 13時〜
宇川会館にて(〒528-0052甲賀市水口町宇川2404)

甲賀市で自主保育をされている
「こりすの会」のお母ちゃんたちが呼びかけてくれてます

今週末は選挙や〜どうしよう??

こんなに急にやってきた選挙
何がなんだかわからない〜
だから、いろんな意見を聞いてみたい


子どもさんと一緒にご参加大丈夫です!
みんなでお話ししませんか〜♪



拡散希望☆のお知らせです

だんだん木の葉が色づいて
ついついみとれるこのごろですね

来る11月24日に

アースデイしが2014が、栗東芸術文化会館さきらにて開催します

http://earthday-shiga.seesaa.net/category/23116700-1.html

アースデイのお楽しみは

毎回にぎやかな「こだわりマーケット」

会場内の野外ステージでは

くらしとせいじカフェも二回開催します

滋賀のナイスな若手メンバーやお母ちゃん達、

ビッグゲストもくるかもよ~~


滋賀ローカルいま、むっちゃおもしろいです!

さてさて、さきら中ホールではこれも見逃せない!映画上映があります
まだ、見ていない人は必見です!!


http://earthday-shiga.seesaa.net/category/23437775-1.html
 
ドキュメンタリー映画「標的の村」

●10:00開場 10:30上映開始

●料金 前売り800円/当日1,000円(中学生以下無料)
*チケットは10月24日(金)から販売いたします
*託児はありませんが、親子席を用意いたします(数に限りがあります)
2012年9月29日。アメリカ軍・普天間基地は完全に封鎖された。

この前代未聞の出来事を「日本人」は知らない。

(監督:三上智恵 /制作.著作:琉球朝日放送/ 配給:東風/91 分/2013年)

やんばるの自然豊かな高江。
裸足でかけまわる子どもたち、
農業やものづくりの仕事をしながら暮らす人たち。
ただ幸せに安心して暮らしたい。
それを守るために立ち上がった人たち。
これは高江のことだけではなく、
私たちみんなの問題なのだと気付くとき、心が熱くなるのです。
感じてください!




標的1.jpg   標的2.jpg

>>>「標的の村」公式HP
(予告編がいいですよ!みてみてください!)


そして、
午後からは、鎌仲ひとみ監督をお迎えして
最新作の「小さき声のカノン」製作のなかでとらえた膨大な映像のなかから
特別編として本編映画では観れない貴重な映像とお話しをしていただきます
たくさんの方々と共有したいお話しです!

鎌仲ひとみ監督講演&『カノンだより特別編』上映会
●13:30開場 14:00開演
●料金 前売り1,000円/当日1,200円(中学生以下無料)
*チケットは10月24日(金)から販売いたします
*託児はありませんが、親子席を用意いたします(数に限りがあります)


<鎌仲監督からのメッセージ>
2011年3.11以後の世界を生きている私たちは、
かつてない放射能汚染を受けることとなりました。
子どもを持つ母親たちは事故以来、
子どもを被ばくから守ろうと闘い続けています。
「放射能安全神話」に抗おうとしているのですが、
時の経過とともに大きな声に流される人々が多数を占めていく中で、
このような母親たちの小さな声がかき消されていこうとしています。
だからこそ、
今、子どもたちを守ろうとする母親たちの声に耳を傾けていただきたいと、
この映画を作ることにしました。
大きな声に、現実がゆがめられ、
本当のことが風化の風にさらわれていく前に
見つめなければならない大事なことがあるはずです。
ぜひ、この映画を観て、
いろいろな想いを共振させていただきたいと思っています。



鎌仲.jpg


>>>鎌仲ひとみ公式HP

アースデイしが2014 チケット申し込みはこちら↓
http://kokucheese.com/event/index/218279/
http://earthday-shiga.seesaa.net/category/23437851-1.html


協力店にて前売りチケットの販売もしております
碧いびわ湖(安土)/暮らしを考える会(野洲)アトリエカフェハグハグ(野洲)
StillRoom(栗東)一二三館(高島)TeaSpace茶楽(近江八幡)
ほっこりカフェ朴(彦根)ヘルスステーションけんこう舎(大津)


くらしとせいじカフェ開催のご案内です
東近江のお母ちゃん達が開催の呼びかけをしてくれています♪

+++++++

きっとすてきなはじまりになる気がします
よかったら、みんなでお話できるの楽しみにしてます~




日時: 2014年11月26日(水曜日)
場所:地福寺
    東近江市佐野町894
http://jifukuji.shiga-saku.net/e1091303.html
時間:10:00~12:00くらい
   (お時間ゆるす方はお弁当持ち寄りで少しゆっくりさせてもらいましょ~)
   13時ごろお開きの予定です


話し手さん:
草津の「こどもとごはんを考えるお母ちゃんのあつまり〜むすび〜」さんをお迎えして、
草津市の給食を毎日ごはんの給食になったお話を分かち合いつながっていきたいと思います♪


参加費 : 100円とお賽銭(本堂をお借りしますので)

※駐車スペースが限られてますので、
なるべくお車乗り合わせてお越しいただけると嬉しいです~

またお車でお越しの方は駐車場を確保させてもらいますので、
11月20日までに下記連絡先までお知らせください。

(尚、駐車場の確保は先着順とさせていただきますのでご了承ください)

090-2387-7881
gurugurumawaruwa☆ezweb.ne.jp(☆を@に変えてね)西川まどか



++++++ 

↑このページのトップヘ